>>968

 安倍総理は東京の感染者の推移を例に懸念を表明しているので本来ならば、
首都のソウルと比較すべきだが、ソウルは過去一日の最多が49人で、
一度も100人台の感染者を確認したことがないので比較のしようがない。
あえて対象とするならば、オーバーシュートを引き起こし、
韓国全体の感染者のうち65.3%を占めている韓国の第3の都市・大邱であろう。

 2月18日に最初の感染者が確認された大邱市は5日後の23日に
初めて三桁(148人)の感染者を確認し、翌24日も141人の感染者が出た。
25日には一旦二桁(56人)に下降したものの、
26日には再び上昇し、三桁(178人)となり、27日には340人の感染者が
出たことで累計1千人を超し、この時点で1017人となった。

 しかし、この時から42日経過したが、大邱市の現在(4月9日時点)の感染者数は
6807人で、1万人には程遠い。

 大邱市はこの期間、2月29日には最多の741人を、また3月1日から3日まで
連日500人台の感染者を確認したが、それでも累計で1万人に迫ることはなかった。

 東京は大邱市よりも人口数で14倍も多い。単純に14倍掛けると、東京の感染者は
42日後には9万5298人まで増えることになるが、大邱市は新天地教会での集団感染
が全体の約8割強を占めていることから東京をそのまま当てはめるには無理がある。