< `∀´> 「>>553のつづきニダ♪」

 金英哲副委員長の翌年1月17、18日のワシントン訪問で決定したベトナム・ハノイでの
首脳会談当時、ボルトン氏は米国務省のビーガン北朝鮮政策特別代表が作成した合意文草案を
ボイコットしたと紹介した。

 ボルトン氏はトランプ大統領より先にハノイに行く途中、フッカーNSC朝鮮半島補佐官
から草案を受け、「トランプ大統領の事前譲歩ばかりを列挙し、北朝鮮側はまたあいまいな
非核化声明だけを入れた」と酷評した。ポンペオ長官がなぜこのような文案を許諾したのか
完全なミステリーだとし、ペンス副大統領、マルバニー首席補佐官代行、ミラー政策補佐官と
連絡して採択されないよう事前作業までした。

 ボルトン氏は、ビーガン代表がスタンフォード大での演説で漸進的接近を明らかにした
ことについて「国務省の交渉家が合意に対する熱意と広報にあまりにも陶酔し、統制不能に
なった」と不満を表したりもした。

 ボルトン氏はトランプ大統領のハノイでの予期せぬ譲歩を防ぐため、準備会議でレーガン
大統領が1987年にゴルバチョフ共産党書記長とのレイキャビク会談で席を立って出ていく
映像を見せたりもした。これが結局は中距離核戦力全廃条約(INF)合意を導いたと
説得するためだ。トランプ大統領は映像を見た後、「私が有利な立場なので急ぐ必要は
ない。会談場所を出ることもある」と述べ、ボルトン氏は安堵したという。

 ボルトン氏はポンペオ長官にもハノイ交渉で基本申告を改めて強調し、なぜ経済制裁を
放棄してはいけないかについて強調し、これに対しポンペオ長官は自身の領域への干渉に
怒りを表したものの内容には反対しなかった、と紹介した。

< `∀´> 「もうちょっとつづくニダ♪」