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慰安婦問題がモンスター化

事例2.「正義記憶連帯集会は日本大使館の承認の下に開かれています」

 さらに警察はこんな風に伝えてきた。

「在韓日本大使館前の《日本軍慰安婦》関連の集会の場合は、
日本大使館側が問題視しないという公文書を送ってきていると聞いています」

 多数の警察関係者が、左翼傾向の市民団体側の集会を保護しようと目論んでいるのか? 
反文在寅の市民をだましているという情報提供を受けた私は、
早速ソウル特別市地方警察庁傘下の南大門警察署に足を運んだ。

 南大門警察署の管轄区域に属する明洞(ミョンドン)には中国大使館がある。
記者が市民の立場で中国大使館前での集会開催届を出した場合、
南大門警察署側がどのような反応を見せるか大変気になったからであった。

 私が書いた集会届を、
南大門警察署集会申告担当であるB警衛(日本の「警部補」に相当)に提出してみた。

 すると、この担当者は私に対し、「外国公館の境界から100メートル以内で
集会の開催は不可能である」という返事をするではないか。

 私は当然、正義記憶連帯の日本大使館前での集会に言及した。
担当者は、「日本大使館前での集会の場合、日本大使館の承認の下に行われている
特別な事例」であり「中国大使館前での集会の場合は、大使館側が承認してない」
という説明で済まそうとした。