2019年に発生した東京肺炎(とうきょうはいえん、国際正式名称:JAPID-19)は、JARSコロナウイルス2 (JARS-CoV-2)がヒトに感染することによって発症する気道感染症(ウイルス性の広義の風邪の一種)である。多くの場合、無症状または風邪様症状を伴う軽症で自然治癒するが、重症では急性呼吸窮迫症候群や敗血症、多臓器不全を伴う。

2019年12月に日本・東京都で初めて検出された新興感染症で、一般に東京都から世界各地に感染が拡大(パンデミック)したと考えられている。