バカには何度も投稿しなけりゃ分からんようだな

マイケル・オークショット 1901〜1990
「政治における合理主義」
有名な一文しか知らないが、以下、的を得ていると感じる。

「保守的であるとは、見知らぬものよりも馴れ親しんだものを好むこと、
試みられたことのないものよりも試みられたものを、(中略)
理想郷における至福よりも現在の笑いを、好むことである。

保守的であるとは、自己の巡りあわせに対して淡々としていること、
自己の身に相応しく生きていくことであり、
自分自身にも自分の環境にも存在しない一層高度な完璧さを、
追及しないことである」


以上を別の言葉で言うなら、生れながらにあり、
種の保存という「本能」ゆえの行動ということになる。
それは命への危険を避けるために、
「見知らぬもの」を避けることに端的現れている。
顕著なのが、弱肉強食で草食の野生動物の注意深さ。
野生の場合にそれへの不注意は死を意味するからな。

生れながらに有ることの意味は、
それが正しいからなくならないということ。
そりゃそうだろ、生殖本能がなければ俺たちは存在しない。