「全てが裏目に出たラルク、どこへ行く?」

先月、ラルクはパリで3000人もの観衆を集めてのライブを敢行した。
その後日本凱旋ライブと題し、さも世界規模の壮大なワールドツアーを回ったかのような謳い文句でドームライブを発表したが
チケットの売れ行きが鈍く、業を煮やしたラルクはやむなく活動休止を発表することで、
数年間ライブを行わないコトを餌にチケット捌きに奔走することを決断する。
結果、先日の東京ドームでt.A.T.u.以来となる2万人台の動員を果たし、
空席となったスタンド席を最新技術を駆使したHYDE(156センチメートル)の3Dフォログラムで覆い尽くす等の演出で、
集まった女子中高生や、数百人のブラジャーをつけた謎の男性HYDEファンを狂気乱舞させた。
だがこの2万人を動員したドームライブの成功と引き換えに、
本来予定されていたシングル、アルバムリリース、全国ツアー等の予定は変更となり、
サザンよろしく以後数年間の活動休止を余儀なくされることになるのであった。
尚フランスでのライブの不評により、海外でのアルバムリリースも断念するという結末になり、
メンバーはそれぞれソロ活動に行き場を求めるしかない状態に追い込まれている。

海外での活動やドーム公演等、最近のラルクは背伸びし過ぎている。それが裏目に出た今回の危機。
ラルクは今後何処へ向かうのだろうか。
ラルクを愛する女子中高生や男性ブラジャー愛好家は今日も眠れぬ夜を過ごしている。