彼等は代弁者だった
無数の刺青は我々の傷口であり痛みでだった
我々の悲嘆にくれた慟哭が癒される時、彼等は共に存在した
それは炎天下の渇きに苦しむ清流の一滴であった
歴史は繁栄と破壊を繰り返し淘汰されて往く
然し普遍的な意識は受け継がれて往くのである
源流から溢れ出す清流の流れの如く大海に戻り循環する
彼等に不滅は存在しない
我々は永遠の命を手に入れたのである