巨人またしても…9回に2点差追いつかれ痛恨のドロー 初戦は9回に3点差追いつかれて引き分け

 ◇交流戦 巨人4―4西武(2021年6月3日 東京D)

 巨人は2点差を9回に追いつかれ、西武相手にまたしても痛恨のドロー決着となった。

 巨人は4―2で迎えた9回、6番手として畠が3日連続で登板。先頭・スパンジェンバーグに四球を与えると、代打・メヒアを空振り三振、代打・岡田を遊飛に仕留めて2死一塁までこぎ着けたものの、岸に左前打された後で森を四球で歩かせて満塁とピンチを広げた。ここを抑えればプロ5年目で初セーブとなるところだったが、続く栗山に中前2点適時打を許して4―4の同点。これで6回途中1失点で降板していた先発右腕・サンチェスの勝利がなくなった。

 その裏、2死二塁とサヨナラ機を迎えた巨人だったが、ここで主砲・岡本和が相手6番手・平良に空振り三振でドローに終わった。巨人は1日の3連戦初戦でも4―1で迎えた9回に守護神デラロサがメヒア、森に2本塁打を許して3点を失い、4―4で引き分けに終わっている。