どうやら、爺は、独り身らしい。
とある年末ボランティア活動で、高度成長期に開発されたいわゆる高齢者住宅街の除雪に参加したんだが、偶然にも爺宅を見つけてしまった。
近所の方に聞いたところ、一人娘は嫁に行き別所帯。妻は10年くらい姿を見てないと。
爺は毎年、新年になると、どこかの施設に入るらしい。除雪や買い物が大変なんだと。
なんか、かわいそうになったよ、この時は。