>>484
田舎で地主と呼ばれるのは大昔から小作人を取り纏めていた庄屋の事。簡単に言えば地域の土地持ち。
第二次世界大戦敗戦時にマッカーサーから農地改革に関する覚書を突きつけられ庄屋の土地を破格値で国が買取り小作人に引渡し。
だから田舎で農家の年寄りは未だに”あそこは○○の土地だった”と地主であった庄屋の名前を言う。

法的に見れば農地の名義は旧小作人の名義になっているのだか今までの思考を変える事ができず未だに”土地を貰った人”との解釈。

そのせいなのか田舎の町内会は町内会長役の人を会長と呼ばず”耕地総代”などと呼んでいる地域すらある。
戦前の庄屋と小作人をずっと引きずっているのが農村地域であると言っても過言ではない。