簡裁の原告席の椅子は2つあった。
迷わず裁判官寄りの椅子に座った。

二審での控訴人席の椅子は3つあった。
真中の椅子に座るか裁判官寄りの椅子に座るか、一瞬迷っていたら、
相手の弁護士が裁判官寄りの椅子に座るよう指を差した。

俺はそれを見て迷わず真ん中の椅子に座った。
このとき俺は逆転勝訴を確信した。