モラージュ菖蒲で商品の女性服切る 容疑の女逮捕 さいたまなど5カ所でも事件、余罪ほのめかす/県警
2/8(土) 6:50配信 埼玉新聞

 大型ショッピングモールで商品の女性服を刃物で切ったとして、埼玉県警捜査1課と大宮、浦和西、上尾、久喜署の合同捜査班は7日、器物損壊と建造物侵入の疑いで、上尾市小泉5丁目、パートの女(58)を逮捕した。

 逮捕容疑は1月7日午前11時25分ごろ、久喜市菖蒲町菖蒲の大型ショッピングモール「モラージュ菖蒲」内の女性服専門店に客を装って侵入。複数の女性服を刃物で切り付けて損壊した疑い。

 同課によると、女は陳列されている服を見るようなふりをして手を差し入れ、小型の刃物で切っていた。車で買い物に行った際に犯行に及んだという。

 防犯カメラの精査などから女の関与が浮上。県警は自宅から犯行に使ったとみられる刃物を押収した。

 女は容疑を認め、「店員の対応が悪かった」と供述しているという。

 昨年10月ごろから、さいたま市北区、中央区、上尾市、久喜市内の大型ショッピングモール5カ所で、同じ店の女性服が切られる器物損壊事件が数十件発生。

 女は余罪をほのめかしており、県警が関連を調べる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200208-00000003-saitama-l11