小6で身体障害者になった姉は確かに可哀想だろう
けど可哀想な姉は誰からも腫物を触るように優しくされていた
親にも、医者看護婦にも、学校の先生や友達にも
当時小4の私には「お姉ちゃんに優しくしてあげてね」
「ご家族のいうこと聞いてね」の言葉だけ
そう、親のうっぷんのはけ口として虐待され、学校ではいじめに遭い
家では祖母に一挙一動粘着されている私に向けられる言葉はそれだけだった