障害ある姉を衰弱死させた疑い

http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1066093481.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

知的障害がある50歳の姉に食事をほとんど与えず衰弱させて死亡させたとして、
群馬県安中市の30代の夫婦が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。
調べに対し、いずれも容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、群馬県安中市の佐藤正夫容疑者(30)と、妻の恵美容疑者(31)です。
警察などによりますと、2人は、ことし2月、自宅で同居していた知的障害があって介助が必要な
恵美容疑者の姉の萩原里美さん(50)に、食事をほとんど与えず衰弱させて死亡させたとして、
保護責任者遺棄致死の疑いが持たれています。

ことし2月、恵美容疑者から「姉が冷たくなっている」という通報が消防にあり、
萩原さんが低体温症で死亡しているのが見つかったということです。

調べに対し、佐藤容疑者は「やるべきことはやった」と、
恵美容疑者は「一部違うところがある」と、
いずれも容疑を否認しているということです。

佐藤容疑者の自宅近くに住む63歳の男性は、亡くなった萩原さんについて、
「おととしくらいからデイサービスを利用していたようだ。
週に4日から5日ほど、施設の車が、朝晩、送り迎えに来ていて、
車いすに乗った女性が乗り込むのを見かけた」
と話していました。