当日、娘はやってきた。俺はほっとした。彼女は開口一番言った。
娘「ずるずる付き合っても仕方ないですよね。」
俺は歓声を上げた。彼女は怪訝な顔をした。
俺「今の言葉を俺の父に電話してくれない?」
娘「(びびりまくり)」
俺「ああ、じゃ、俺が君のお父さんにかけるわ。」
娘「やめてください!・・・大丈夫ですか?」
俺は狂ってるように見えたらしい。結局、双方お断りということで話がついた。
俺は、親父に話しをしにいった。親父はぶちきれ、そして錯乱し、入院した。
後日、脳腫瘍が見つかったは別の話ということになるのだろう。

ちなみにもうひとつの後日談がある。社長から俺に数日後電話があった。そしてこう言った。
「結婚しなくていいから、せめて結婚式だけでも挙げてくれないか?」
俺は、笑顔でお断りした。俺もおかしくなっていたのだろう。みんながおかしくなった話だった。

2年後俺は別の女性と結婚した。その女性との間に生まれた息子が明日幼稚園に入園するので気持ちを整理するため書いた。
最後になりますが、すごい長文申し訳ありませんでした。