終戦の日の15日、超党派の議員連盟に所属する国会議員およそ60人が、東京・九段北の靖国神社を参拝した。
15日午前11時ごろ、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」に所属する自民党や、民進党などの国会議員およそ60人が、靖国神社を参拝した。
会長を務める尾辻元参議院副議長は、参拝後の会見で「いろいろな国際的な影響もございますので、そういうことをご判断のうえでの(安倍首相は)お参りでないんだろうと思いますから、
そこは、ご英霊の皆さんも、私はご理解をなさるのかなというふうには思っています」と述べ、安倍首相が2017年も参拝を見送ったことについて、外交的な問題などを理由に一定の理解を示した。
また尾辻氏は、緊迫している北朝鮮情勢について、自らが戦争で父親を亡くした経験をふまえ、「戦争だけは絶対駄目だ。
二度とはしていけない。どんな手段を講じても避けるべきだ」と述べ、各国の政府に外交努力を促した。