閲覧制限は、戸籍謄本、住民票を一親等から見られなくする制度で
各地の役場で申請が必要なんだけど

証拠は特に必要ないというのには安心した。
だが、役場で虐待の時期、内容をわりと事細かに説明しなければいけない。
特に個室に通されるわけでもなく、根掘り葉掘り聞かれて
5年も前のこととはいえ、平気でいられるはずもなく、
フラッシュバックのときの症状そのものになる。

さらに、役場の聞き取りだけでなく役場から警察のほうに申請し
警察でも聞き取りをして、それで警察から役場に許可が下りてやっと住民票の閲覧制限が正式にかかる。

警察の職業がらなのかなんなのか、ものすっごく詳しく内容、場所、時間などを聞くんだけど
正直、5年経っててよかったと思った。
直後だとあれ堪えられないと思う。
言葉では表現できないけど、まさに地獄。
ケアする人やカウンセラーがいるわけでもなくひたすらしんどい記憶と向き合わされることになる。

虐待よりむしろ、ほじくり返される方がしんどいかもしれない、という修羅場でした。