東名事故、長女が証言「無理やり追い越し車線に」

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20171008/Tbs_news_107548.html

今年6月、神奈川県の東名高速で「追い越し車線」に止まっていた車に後続車が追突し、
静岡県の夫婦が死亡する事故がありました。夫婦は事故の直前に注意した車に高速道路上を追いかけられ、
無理やり「追い越し車線」に止められた疑いがあることが分かりました。

今年6月、神奈川県大井町の東名高速下り線で、追い越し車線に止まっていたワゴン車に大型トラックが追突するなどの事故がありました。
この事故で、ワゴン車を運転していた静岡県の女性(当時39)と夫(当時45)が死亡しました。
夫婦の車には長女と次女も乗っていて、2人は軽傷でした。

このうち長女がJNNの取材に応じ、「事故の直前、パーキングエリアの出口をふさぐように止まっていた白い乗用車に注意したところ、
高速道路上を追いかけられ、無理やり追い越し車線に止められた」と話しました。
「猛スピードで白い車が追いかけてきて、さっき怒った車だってことが分かって、ちょっと逃げようとしたんですけど、
車を前につけられてどうしても止まらなくてはいけないふうになってしまって、(男性が)車から降りて急につかみかかって(お父さんが)胸ぐらつかまれて、
さっきのはけんかうってるのか、調子乗るんじゃねーよとか、高速道路にお前投げてやろうかとか」(長女)

事故が起きたとき、白い乗用車は追い越し車線で萩山さん夫婦のワゴン車の前に止まっていて、運転していた男性は重傷でした。
男性は、取材に対し「パーキングエリアで邪魔だと言われ、けんかになった」とトラブルがあったことは認める一方で、
「高速道路で追い抜いたらあおられたので、止まれという意味だと思い、止まった」と反論しています。

この事故について、警察は慎重にいきさつを調べています。