2月9日 2時00分
記録的な大雪となった福井県坂井市の山あいの国道で雪に埋もれた車の中から19歳の男性が死亡しているのが見つかりました。
警察によりますと、男性は発見される9時間ほど前に110番通報していましたが、救助を待つ間に一酸化炭素中毒が原因で死亡したと見られています。

福井県坂井市丸岡町上竹田の国道で7日の夜、雪に埋もれた軽乗用車の運転席で男性が倒れているのが見つかり、男性はその後死亡が確認されました。

警察によりますと、死亡したのは、富山県の19歳の会社員で、死因は一酸化炭素中毒でした。

また、男性は、発見される9時間ほど前の午前9時半頃に、「車がスタックして動けない」と携帯電話で110番通報していて、これに対し警察は、道路管理者の到着を待つよう伝えていたということです。

警察は、車のマフラーが雪でふさがれたため、救助を待つ間に死亡したとみて詳しい状況を調べています。この大雪の影響による福井県内の死者は3人となりました。