日本の高齢化が新たな局面に入る。75歳以上の後期高齢者が65〜74歳の
前期高齢者をまもなく上回り、高齢者全体の半数を超える。
寝たきりや認知症など身体的な衰えが強まりがちな後期高齢者が急増する
重老齢社会」の到来。定年退職後も元気なアクティブシニアが活躍する構図は
次第に薄まり、消費税25%、年金制度の崩壊など高齢者をどう支えるのか
がより深刻に問われる時代なのだ。

総務省の人口推計によると、2月1日時点で75歳以上は1764万人