第1子の出産を機に6割もの女性が退職する。
そして、この実態は20数年翻ってみてもほとんど変化が見られない――。
 出産というライフイベントを通じて女性が就業を継続することの難しさと、
その状況が大きく変わらないことを物語るこの数字は、
5年に1回の頻度で実施される、国立社会保障・人口問題研究所の「出生動向基本調査 夫婦調査」の集計による。