介護施設の認知症女性が近くの川で死亡した事故で運営する社会福祉協議会に対し遺族が550万円の賠償求め訴え 外出防止怠ったと・広島
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今年9月、北広島町の介護施設に入所していた認知症の女性が近くにある川で死亡していたことをめぐり、
施設側が外出するのを防ぐ措置を怠ったために死亡したとして、
女性の遺族が施設を運営する町の社会福祉協議会に対し賠償を求める訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは、北広島町にあるグループホーム「松籟荘」に認知症の母親を預けていた広島市の遺族です。
認知症だったこの80代の女性は今年9月、入所していた「松籟荘」から外出して行方が分からなくなり、
翌日、近くの川で死亡しているのが見つかりました。

訴状によりますと、この施設は出入り口を開けると警報が鳴るセンサーを設置していましたが、
当時は通気のために出入り口を開けてセンサーが作動しないようにしていたということです。
また、当時、この女性が出入り口に向かっていく様子を職員が気づいて注意したということですが、
自分の部屋に戻るところまで確認しなかったということです。

遺族は外出を防ぐ措置を怠ったために母親が死亡したとして、施設を運営する
北広島町の社会福祉協議会に対し550万円の賠償を広島地方裁判所に求めています。

訴えについて北広島町社会福祉協議会は「訴状を確認したうえで今後の対応を検討したい」としています。
12/17 19:09
http://www3.nhk.or.jp/lnews/hiroshima/20191217/4000006286.html