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成田空港の検疫所で、職員が新型コロナウイルスの検査試薬を落として室内が汚染されるトラブルが起き、今月11日からウイルス検査が停止されていることがわかりました。
厚生労働省によりますと、今月11日に成田空港の検疫所にある検査室で、新型コロナウイルスの検査に使う試薬の入ったガラスの管を、職員が落として破損させ、室内が汚染されたということです。

その後、作業を行っていた職員に検査を行ったところ、2人から陽性反応が出ました。

しかし、さらに詳しく調べた結果、2人はウイルスに感染したわけではなく、試薬が鼻の中に付着していたことがわかったということです。