冷凍庫に柔らかい保冷剤あるなって思ったら足を冷やす専用のやつで
爺が足が暑くて眠れないっていうから買ったやつでもうだいぶ何年も使ってなくて
ああ、この頃は確かに爺を愛していたんだな、愛して尽くしてそれが幸せだった
爺は足を放り出して婆がそれをはかせて
そんな愛しかたじゃダメだったのに、そんな愛しかたしかできなかった