小学校の時、家が超貧しくて父親がちょっと変な家庭の男の子がいたんだよね
父親は工場勤務だったけど酔っ払って線路歩いてて通報されたりとかそんな感じの人で母親は内職してるとかだったと思う
長屋に暮らしてていつも汚れた古い服着てたけど顔立ちは整ってて頭もすごく良かったし運動神経よく、性格も良かったから割とみんなに好かれてた
中学に上がる前に母親が突然亡くなって引っ越してどこかに転校して行ったんだけど、偶然婆友が新幹線で隣の席になったらしいの
婆友のほくろの位置が特徴的だったからカレが覚えてて声かけてきたらしい
その彼、なんとなんと国立大の外科医になっててびっくりよ
すごく苦労したのかなと思うけど本当に嬉しい話だったわ