>>66 からの続き
また、被害者に対するつきまといも主な行為のひとつ。

家を出てから帰宅するまで、あらゆる場所でつきまといを受けることもあり、車や自転車などへのいたずらが
行われることもあります。

これらの行為を24時間365日続けられることで、被害者は精神的に追いつめられ、平穏な社会生活を送ること
が困難になる のです。

被害者の行為をきっかけに、なんらかの目的を共有して行われる集団ストーカーですが、まれに目的が不明な
こともあると言われています。

●集団ストーカー被害にあった人の声
『家を出た瞬間に目の前にいた人から「昨日の晩ご飯はシチューだったでしょ」と言われ、恐怖を感じました。
その場からすぐ離れたのですが、他にも周囲の視線を感じることが多くなって……。次第に外出することが
できなくなり、プライベートが失われてしまいました』(30代女性/事務)

『不注意でお風呂場で転んだことがあったのですが、翌日家の前にいた2人組が「風呂で転ぶと痛いよな」…
と会話をしていたんです……。直接話しかけられたわけじゃないけど、自分に関係あることで、偶然とは
思えませんでした。しかも似たようなことが異常な頻度で起こるんです。気になって自宅を調べてみたら、
盗聴器が出てきました 』(30代女性/主婦)

『最近、道を歩いていると車が近くをゆっくり通り過ぎることがあるなと思っていました。よく確認してみると、
ナンバーが似たような番号ばかり。でも乗っている人も毎回違うし不安だけが増して、外出が怖くなりました 』
(20代女性/フリーター)

●集団ストーカーの対策
現在のストーカー規制法は、恋愛感情を起点としたストーカーを規制の対象としており、それ以外の目的で行われる場合には対象外となります。

また、加害者側は周囲にバレないように行動しており、“集団でのストーカー”を主張し被害を訴えても、
精神を病んでいるとして取り合ってもらえないこともあるようです。