婆が小学生の時に習字の塾からの帰り
側溝の蓋の穴に靴のかかとが引っかかって靴底がはげたの
家までまだ遠いし携帯も無くて泣いてたら
通りかかった眉毛のないヤンキーのお兄さんがスクーターに乗せてくれて
家まで押して送ってくれた
スクーターで走ったら怖いだろうって
家まで二キロ以上あったし登坂もあったんだけどずっと面白い話して笑わせてくれた
親が名前聞いたけど照れてスクーターで走り去って行ったわ