このスレ,知ったかぶりの素人多すぎだろ.
皮膚科学の入門書(教科書)をちょっと読んだことがあれば大間違いだと分かるような出鱈目の長文書き込みが多すぎて笑えてくるわ.
やっとヒゲを完ツルできてとってもハッピーな気分な医学部学生の俺が,完全に論破して,
ついでにレーザー脱毛の“闇”と“真実”を教えてやろう.

まず,無料なので,清水宏(2011年)『あたらしい皮膚科学』中山書店、pp.20-24 https://www.derm-hokudai.jp/textbook/pdf/1-08.pdf を読め.
面倒でも位置関係ぐらいは把握した方が良いから,“図1.39 毛包縦断面”だけでも見とけな.

>>923
> 髭を剃ってからの時間が長いなら、その分毛根までの距離が長くなってしまうので、
> 肌から突出した余計な毛にレーザーが吸収され、毛根付近まで届くレーザーが減衰してしまう

上記教科書に「毛を取り囲む組織層のことを毛包といい,皮膚面に対して斜めに配置する盲管である.」とあるでしょ.
レーザー照射時にわざわざ毛包の傾きに合わせた角度で照射する? んなことしないでしょ.
レーザーは基本表皮に垂直に照射し,表皮を透過して,毛根のメラニン色素に吸収され発熱するんだだから,
「髭を剃ってからの時間が長いなら,その分毛根までの距離が長くなってしまう」なんてどうでもいい.
表皮の上を毛が覆っていて,“他の”毛根の直上を塞いだら多少効率落ちるが,前日剃ろうが当日剃ろうが脱毛効果は大差ない.
クリニックは表皮に接している毛が発熱して肌の火傷になるから,深剃りを推奨しているだけだ.

>>938
> 毛根の深さは部位によっても人によっても違うし、同じ人のヒゲでも浅い毛根も深い毛根もあるので、
> 全員に同じ波長のレーザーが適しているわけでも、全ての毛根に同じ波長が適しているわけでもない

>>866
> ある程度効果があった可能性高い(毛根部毛乳頭にダメージが加えられた)と分かるのは、
> 次の成長期が来たときに、同じ毛穴から発毛しないことが確認できたとき
> しかし、更にいうと、6か月〜15か月後経っても、本当の意味で毛根部毛乳頭が完全に破壊されたかどうかは明らかではない

ここらへんは,日本ではほぼ全てのクリニックが,故意なのか嘘情報を信じてコピペしてしまっているのか知らんが,
間違った説明を広めて“レーザー脱毛の闇”になっちゃってる.

毛母細胞(hair matrix cell)やその奥にある毛乳頭(hair papilla)は,ちょっとレーザーあてるだけで破壊されないよ.
ちょっと考えれば分かるが,そこが熱で破壊されるまで照射してたら,毛幹と密接している表皮(60℃前後 で変質する)とか
火傷でひどいことになるわwww レーザー脱毛の原理を考えれば分かるだろうに.

レーザーが吸収されやすいのは,毛根のメラニン色素の部分,黒く見える部分で,
タンパク質の凝固温度は 60℃前後 なので,毛根周辺のたんぱく質(真皮の部分も)が凝固・変性し,
その際に毛包内のあらゆる組織(メラニン色素に近い内毛根鞘とかも変性)に癒着し,毛が正常に育成されなくなる,
それがレーザー脱毛の真実だよ.

肌のターンオーバーで1か月毎(個人差・年齢差有)に生まれ変わるとされているのは“表皮”の部分で,
毛根のメイン部分は“真皮”なので毛根周辺のたんぱく質が変性したら長期に亘って脱毛効果は得られるだろうが,
毛周期が一周しても毛が生えてこなかっただけで,毛乳頭が破壊できたと考えるのは大間違いだ.

日本語でググって見つかった中でこの正しい原理を説明していたのは,アフィサイトの,

【毛根の破壊は嘘】ゴリラクリニックでレーザー脱毛の本当の仕組みを聞いてみた
https://stylish-time.com/laser-hair-works

だけだった.

たんぱく質を熱で凝固・変性・ほかの組織に癒着させ,物理的に毛が育つスペースが無くなっただけというのが永久脱毛の“真実”なのだ.
多くの人が破壊されたと信じている,毛母細胞(hair matrix cell)やその奥にある毛乳頭(hair papilla)は,ほぼ無傷で残ったままだ.