ロック史作ろうぜ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
とりま簡単にまとめた。
みんなで加筆修正しようぜ。
2000年代以降は時代的な評価も確定してないと思うからみんなの意見も知りたい。
60年代「ロック創世記」
プレスリー、ブリティッシュインベイジョン
ブルースやロックンロールのカバーから
オリジナル制作、アーティスト誕生の時代に
70年代 「ロックが多様化」
ハードロック、グラム、サイケ、プログレ誕生
マーシャルで爆音、ウッドストック、音楽がアートに
80年代「産業ロック」
ポップロック、ヘビーメタル、パンク、ニューウェーブ
音楽の世界的商業化と細分化、商業主義へのカウンター、アンダーグラウンド誕生
90年代「グランジ・オルタナティブ」と「音楽の電子化」
産業ロックの否定、インディーズの成功、ミクスチャー、メロコア、ブリットポップ、レディオヘッド以降
2000年代「ポップスの復権」と「ポストロック」
グランジ旋風が去ってメロディー回帰へ、ロックンロールリバイバル
2010年代 どうなのよ? いろいろ異論反論あると思うけど
時代的なうねりというか
ムーブメントの変遷を考えてみたくてさ ざっくりでいいからみんなも適当に書いてみてよ
自分のカテゴライズでもいいし
上のテンプレにして加筆してもいいし サブジャンルの細分化も知りたいんだけどね
メタルとか詳しくないから あとは2000年代以降はほんと知りたいんだよね
とくに10年代以降はロックから離れててさ
詳しい人の話聞きたい 「全ロック史」 「無謀」な賭け 並走のスリル
https://book.asahi.com/article/12250708
これの最後の「「全ロック史」を呪縛するある決定的な歌」ってなんだ? 2010年代はTHE XXやジェイムス・ブレイク以降のポスト・ダブステップ
それ以外はトラップとEDMに食い尽くされロックは死へ向かっていく最中 あ、ダブステとかトラップなんかのEDMとの関係入れ忘れた。
ありがとう。その辺詳しく知りたいわ ポストダブステに至る流れは
クラブミュージックの変遷も大きく絡むし
以降オルタナR&Bに繋がってくから
洋楽を俯瞰するのにロックだけ見てたら間に合わなくなる
ポストロックまではギリギリロック中心史観でも付いて行けたが、そうも言ってられなくなってるかと
これがロック好きの洋楽離れの一因になってるかと思う 90年代に音楽の電子化と書いてしまったけど、
ほんとは70年代のシンセサイザーの誕生と
80年代のエレポップにも触れないとだったな
楽器としてのシンセサイザー誕生はもっと前だけどね
あとクラフトワークとかYMOのテクノポップは
ポップミュージックの歴史としてもロックに関係あるけど、
ヤン富の実験音楽とか
喜多郎ニューエイジまで広げるときりないな 80sリバイバルどころかLed zeppelinまで遡ってしまったGreta Van Fleetがギターロック最後の希望として登場 エレクトロニクスとの関係でいうと
俺は80年代のテクノポップは苦手だったんだけど
ニューオーダーとかのロックなフィーリングだけは結局はまってしまった口
90年代はDJカルチャーの流行もあって
ビッグビートとかの流行もあったけど
アンダーワールドで完全にダンスミュージックの楽しさにはまったな。
それでもやっぱりロックとは別の楽しみ方で聞いてた。
そんなふうに
ロックとエレクトロは水と油だと思ってたけど
レディオヘッドの2枚目は衝撃だった
ピコピコ楽器でロックするなんてことじゃなく
3枚目、4枚目なんて
ロックそのものを電子化したと思うんだよね。
デジタルサウンドをただ流用したそれまでのロックとは
まさに一線を画すエポックメーキングな出来事だったと思う。
ケミカルブラザーズやアンクルは別の意味で面白い。
クラブサウンド側からロックを鳴らしてる感じ。
ギターロックじゃなくても
ロックのヴァイブスは伝えられるぜってね。
で、ある意味この時期のビッグバンがあって
ロックはポストロック化する方向と原点回帰する方向に分かれた
ポストロックの派生で
エレクトロニカと融合するようなのも出てきた
でもおれはロックは死んだとは思えないんだよな ヒップホップとの距離でいっても
90年代はあのランDMCとエアロスミスの例の曲あるでしょ?
あれはただロックをネタにしてラップしてる感じで
単なるミックスだよね
あれ以降いろんなミクスチャーが発生して
レッチリやレイジ、フィッシュボーンとかで
ほんとに融合したと思う
主にラップとロック、メタル、ファンクの融合という意味でね
ラップ以外の要素
例えば
ループベースのサンプリングミュージックという意味
つまり音楽の制作スタイルから考えると
エレクトロニカ的なロックは
ヒップホップの影響は多大だよね
コーネリアスとか ロックが死んだという人は
いわゆるギターヒーローが君臨する音楽のこといってんのかな
その意味ではジミヘン、ペイジらが出てきて
メタラー、ハードロック勢が大量発生
インギー、ヴァイとかである種のピークを終えたのはあるかもね
ギター雑誌の表紙は2019年の今でも
インギー、ポールギルバート、スラッシュ、クイーン、オズボーンだからね
3.40年前から全く一緒
唖然としたわ 70年代にサザンロック入れろよ
アメリカンロックの歴史に重要やわ
クラプトンだってこの時代に衝撃受けてる カントリーやブルースとの距離というか
アメリカンルーツミュージックも考えないとか
サザンロック周辺は詳しくないんだよな
でもビルボードとかUSチャートは未だにカントリー勢とかも強いもんな >>20
もちろん。
もっと前からでもいいし
好きなように語ってくれ ギターサウンドの進化の到達はシューゲイザーかな
ギターが次の段階を開くことが出来た最後の事例
2010年代以降ポップは
チル、サイケ、アンビエントな志向を強めてるけど
(ドリームポップ、オルタナR&Bなど)
シューゲイザーが切り開いた部分も大きいかと
シンセ、DTMがこういう音を構築しやすいのは確かだが
ギターサウンドの強烈な酩酊感は他に代え難い良さがある
とは言えギタリストたちが20年もの間一向にラブレスの次の決定打を開拓できなかったのが勿体無いところ おれもマイブラ大好きだけど
ケヴィンシールズは
歌を本分としたジョニーマーとは別のやり方で
ある意味ギターヒーローが幅をきかせてたあの時代に風穴を開けたと思うんだよね
流麗なギターソロがなくても
バッキングのフィードバックノイズだけで
チルできるってね
でも俺はシューゲイザーはあくまで
サイケの派生で生じたポストロックの一つの形なのかと考えてる
到達点とかで考えてしまうと
ソロの極致という意味では
スティーブヴァイとか
やっぱりああいう超絶系想像しちゃうかな トラップはヒップホップのサブジャンルの一つだね
ハットの高速連打と
それに反するようなスロウなスネアの組み合わせみたいな独特な間が特徴
ダブステップみたいにピッチが極端に低いベースとか
効果音みたいなのも入ってるけど
ダブステップはあくまでEDMというか
ダンスミュージックなのに対し
トラップはやっぱヒップホップ
間で攻めてる感じかな
ヒップホップ専門じゃないから完全に俺の主観だけど トラップやEDMとロックの関係を語る前に
簡単にブラックミュージックとの関連性をおさらいしといたほうがいいかな 1900年代から50年代
ブルース
黒人奴隷のワークソング、ハラーソングがルーツ
シャッフルビート、ブルーノートが特徴
リズムアンドブルースに発展
50年代
ロックンロール
黒人のリズムアンドブルースが
白人のカントリーと合わさってロックンロールに
さらにヒルビリーと合わさってロカビリーに
60年代
ブリティッシュインベイジョン
ロックンロールが英国に渡り、いわゆる「ロック」に
ビートルズとかね
サザンロック
アメリカ(特に南部)では
カントリー、ブルース、ロックンロールなんかが
土着のルーツミュージックとして根付いてゆく
ソウル
ブルースとゴスペルが結びついて
つまり情熱的な歌ものとして発展
ジェームスブラウンとかね
ファンク
ソウルが歌ものであるのに対し
リズムの多様性に重きをおいた音楽
ジョージクリントンとかね
ジャズ
兵隊でバンドやってた黒人がニューオリンズ帰還
マーチングバンドからビッグバンドに
ビッグバンドで決められたことやるのに飽きたミュージシャンが夜な夜なバトルでビバップ誕生
ハードバップ
モードジャズ
フュージョン
スムーズジャズ
アシッドジャズ
ニュージャズと発展しながら
他のジャンルとのクロスオーバー スウィングとかモダンジャズ書くの忘れた
一応書くかジャズも簡単に スウィング
ビッグバンドでやるダンスミュージック
やっぱめんどいな 超雑にポップスのリズムのトレンド変遷
マーチバンド
↓
アメリカでドラムセット発明
↓
ジャズにおけるスウィング
R&Bのシャッフル
↓
ロックンロールのエイトビート
↓
モータウンビート
↓
ファンクの16ビート
↓
ディスコ
↓
ハウス4つ打ち
↓
UKジャングル・ドラムンベース 2ステップ
ヒップホップのブレイクビーツ
↓
ダブステップ マイアミベース
↓
ポストダブステップ トラップ 俺がいいたかったのもそのへん
ロックしか聴かない人に
いろんなジャンルとのクロスオーバーで
発展、変容してきたロックを考えて見たかったんだよね
70年代後半から80年代
ソウルミュージックがディスコで流れる
シカゴハウス
4つ打ちのビートの快楽に目覚めた人はハウス追求
NYヒップホップ
ターンテーブルとサンプラー使いはヒップホップ創造
デトロイトテクノ
リズムマシーンにはまった奴はテクノ創造
90年代レイヴ
ディスコが小箱化したクラブカルチャーと
ドラッグが結びついてアシッドハウスやトランス
一方、クラブではなく
ベッドルームでチルするためのベッドルームテクノ
規則的に踊ることを前提としてないから
リズムマシーンより
サンプラーとかヒップホップの方法論でブレイグビーツ
こういう時代背景が
60年代に生まれて
70年代に多様化して
80年代に商業的に発展して
90年代にグランジに全てぶっ壊されたロックに
影響を与えることになる アーティフィシャルインテリジェンステクノ
と言われたエイフェックスツインとかのワープ勢
あの辺がエレクトロニカとして発展
そのクラブ側からの風を感じたロックミュージシャンがポストロックを作ってく
レディオヘッドとかね
ロックは人力8ビートという固定概念を根底から覆す ジャムバンドみたいな
まさにヒューマニスティックな演奏が肝のインストバンドが
こうしたポストロックの担い手になってくのがその後かな
人力でループだったり、ブロークンビートだったり
エレクトロニカのセンスを通過したロックを鳴らしてる だからダブステとかトラップは
まだダンスミュージック側のサブジャンルではあるけれど
今やダンスミュージックのメインストリームになるほど市民権を得てきてるから
今後、ロックとどう反応するかは興味深い 超適当に2000年代初頭くらいまで駆け抜けたけど
最初に書いたようにその後の動き知りたいんだよね 2000年代はロックは初期はミクスチャー、パンクと盛り上がり
スクリーモ系というゲテモノちらっとでて
中盤辺りで60年代のガレージサウンドがリバイバルして俺は特にそれにはまった
後半はEDM、ニューレイブの流れが進みロックは消えかかり
2010年代はもう見る影もないロックはシンダ でもさなんともいうけど
俺は死んだとまではいかない思ってないんだよな
例えば日本でさえ
ジョンメイヤーみたいなギタリストが
一人で武道館2デイズとかできるくらい
人気あるのも一つの例
ゲリークラークJr.とか
タイラーブライアントとか
新しいギターヒーローも誕生してる
エドシーランもロックの一つだし あとさAviciiやZeddみたいなEDMが
とんでもないほど世界的なヒットを飛ばすのはびっくりだけど
やっぱダンスミュージックって
一部のユースカルチャー止まりな気もするんだよね
ロックの世代的な普遍性に比べてさ
それこそプレスリー世代は70オーバーだから
あと20年もしたらEDM聞くシニアももっといるのかもだけど ダブステップとかトラップとかは特徴があるけど
EDMってどこが新しいの?
元からあるのをアメリカ大衆向けにしただけなの? まあハウスの低俗化、産業化音楽だからな
ハードロックに対するヘアメタルみたいなもん
ロックファンがストーンズやゼップをおっさんになっても聴くように
ハウスやダンクラをずっとこだわって聴くダンスミュージックファンは結構いるだろう
でもEDMはそういうんじゃないと思う
ロッククラシックと比較するようなジャンルではない 90年代後半にヨーロッパで人気だったトランス
https://www.youtube.com/watch?v=y1T1dS-bh4s
EDMの代表曲
https://www.youtube.com/watch?v=gCYcHz2k5x0
まぁ基本的には機材の性能が良くなって音が遥かによくなったってだけだが、それ以外の違いを探すと
90年代のトランスは疾走感一辺倒なのに比べると、近年のEDMの方は疾走だけでなく
あえて【タメ】のパートがあるというか
あとEDMが既存のポップスと違うのは「サビにあえてボーカルがオフになる」
ボーカルが無いところがむしろサビというか
メタルで言ったらボーカルじゃなくてイングヴェイマルムスティーンのギターソロこそサビ、みたいな >>46
ありがと
ボーカルなしがサビというのはほんと面白い指摘だよね >>43
EDMの新しさというと
レイヴの時代のドラッグカルチャーの後ろめたさを忘れた
もっと解放的な音楽の印象
世界的なフェスの定期的な開催が
一番影響したんだろうけど
ハウス、テクノ、ヒップホップなんかを全部まとめて
みんなで楽しめる、踊れるエレクトロニックミュージックの総称をEDMって呼んじゃってるみたいな
それまで個別に発展してきたハウスやテクノの
いいところ全部取り込んじゃう柔軟性とか
レイヴ世代がファミリーでフェスに来て
子供と楽しむみたいな安全な解放感も感じる
音楽的にはいろんなジャンルからクロスオーバーするからそれこそ発展しやすいんだとも なんかロック史作ろうと思ったけど
ポップミュージック史の方が良かったかもだな
思いのほかEDMの話ばかりしてるw 書くの忘れたけど
マッシブアタックとかのブリストル勢も
無視できないよな
もともとトリップホップって
ヒップホップカルチャーからでたダウンビートとかが
アブストラクトヒップホップとかの影響が大きいと思うんだけど
いわゆるラップなしのインストのヒップホップが
オールドスクールに向かう流れと別に
内省的な方向にむかった
その陰鬱なビートにはまったロック側の回答が
トリップホップだと思うんだよね
マッシブアタック
ポーティスヘッド
ビョーク
と世界的超重要バンドは出たけど
あの後シーンはどうなったのかな?
それこそトリップホップなんて死んだか ラナデルレイとか
ビリーアイリッシュなんか
新世代のディーバなんかは
ポストトリップホップとも言えるか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています