図書館で借りた古い本だけど、
ファルケ・ストレム著「古代北欧の宗教と神話」って本が面白かった
先史時代から記述されてるから、
いわゆる北欧神話に関しては全体の五文の四くらいだけど
地名やサガ、アラブ人の手記まで使って
実際の信仰形態を探ってる
人気のあった神様とかわかって面白いよ
上で話題に出てたけど、セイズの様子も出てた

>>218
セイズは一般的に女性の職業呪術師による
トランス状態で行う(しばしば遠隔の)呪術
いわゆる呪い系の黒セイズと
未来予知や原因解明目的の白セイズとがあったらしい
シャーマンのイメージに近いと思う
ガンドってのは寡聞にして聞いたことがないけど
ガルドルのことなら、こちらは韻文の語りかけや詠唱(叫び声に近かったようだ)による呪術
今で言うプラシーボ効果を狙った暗示に近いみたい
こちらは男性の使用者も多い
韻文作製の能力って点で
スカルド詩人との境界は曖昧だったんじゃないかと思う