スカンジナビア神話の最終戦争は、何故、神々も滅びるのか
ってのは、物凄い疑問だったが。
スカンジナビアの厳しい環境を考えれば、何となくわかってきた。
あの厳しい環境の中、部族同士の争いが絶えなかったのだろうな
その中で、激しい戦いの末、敗者は滅んだが。勝者もまた滅びる
そんなことが常に繰り返されていたのだろう。

だから、古代スカンジナビアの人たちは、勝者も敗者もない戦争が終わっても
光の神バルバドがよみがえったように、新しい世界が出来る
そういう未来の希望を絶望的な中から思い描くようになったのではないか
ラグナロクで全てが滅びるが、それでも何か未来につながるものを求めたって感じかな