人柱が行われた事がある事はあると思うが。
それが例外的な行為であり。
実際には滅多になかったのではないかと私が思うのは

世界各地に残る生贄の物語だが。
これは多くが神聖な行為として尊重される事があるのだよね
人柱に選ばれた少女は、一年間に渡り大切に扱われるとか
宗教的な儀式である以上、それを正当化する根拠があったりする。

スカンジナビアでは、有力者が無くなれば、女奴隷などに殉死させる風習があったそうだが
形式的とは言っても、これは奴隷本人の意思で殉死する者が選ばれている。
中国では、優れた鐘を作るために職人の娘が、自ら煮えたぎる炉の中に身を投げた話があるが

人柱の場合は、そういうのを聞いた事が無い
嫌がる犠牲者を無理やり人柱にしたって話ばかりだもの
このように、その行為をまったく正当化しようとしない生贄行為が、果たして実在したと考えられるかな?
それが多いに疑問に思える。

ま、もちろんゼロではなくて、行われた事はあったとは私も考えてはいるけどね
それは例外的だったのではないかと思うだけで