>>104
ヨーロッパでギリシャ神話が文学のタネ本にされたのはあちらの特殊事情(=神話の持つ宗教的権威が早い段階で失われたため)に過ぎず、普遍的な現象でもなんでもない。
神話の取り扱われ方はそれぞれの文化によって違うのだ。

ちなみに日本では神話は主に「歴史」「宗教」「祭礼」の文脈で取り扱われて来た伝統があり、中世には私家版の歴史書やら「中世日本紀」と呼ばれる神道書や由来記などの創作神話が色々と書かれた。