『天と地の女王』よ、青白き顔をした人間たちの『女守護者』よ、いつまで、一体いつまで、御身の到着は遅れたもうや。
疲れを知らぬ足と、急ぐことのできる膝を持つ女王よ、いかほど遅れたもうや。『万軍の女王』よ、『戦いの女神』よ、
いつ現れたもうや。天界の精霊たちがことごとく恐れをなし、すべての怒れる神々を服従させ、栄光に満ちあふれる御方よ。
御身は支配者よりも力強く、すべての王たちを統率したもう。
すべての女たちの子宮を開きたもう御方よ、御身の光は偉大である。
天界の輝く光、地上の光、人の住むあらゆる場所に光をもたらしたもう御方よ、御身は数多くの国民をひとつにまとめたもう。
男たちの女神にして、女たちの神であられる御方よ、御身の意図は人間には計り知れない。
御身は一瞥を与えられるとき、死者は甦り、病める者も起きあがって歩き出す。
心に悩みを持つ者も、御身の尊顔を排するとき、悩みが癒える。
女主人よ、我が敵はいつまで我らに勝利し続けるや。
命令を発したまえ。御身の命により、怒れる神は退き行かん。
偉大なるかなイシュタル! イシュタルは女王なり! 我が女主人は位高く、我が女主人は女王なり!