日本民俗学の巨匠総合スレ
柳田國男、南方熊楠、渋沢敬三、宮本常一、赤松啓介、宮田登などなど。 新スレおめでとうございます。
僕は熊楠が好きかな。学識・知識もだけど反権威・権力なところも。 >>1の方々の代表作、オススメの著作を一冊ずつ推挙して頂きたい。 >>2
恥ずかしながら、南方熊楠は武勇伝的なものはよく耳にしますが、実際の研究成果についてはあまり一般的には語られていないから野口秀世的な人物かと思ってた
反権力的な文脈での民俗学とか、とてもワクワクしますね 折口信夫が挙げられていない理由を三行で教えてください。 宮田登?
そういう人もいたな。
死後10年で、早くも忘れられつつある民俗学者w 折口信夫の同性愛行為については、物的証拠が乏しいように
思うのだが。
柳田が折口の弟子の加藤に向かって言ったという、「加藤君、
牝鶏になってはいかんよ。」ぐらいでは?
あるいは加藤自身の証言による、旅館で折口に抱きすくめられ、
「僕のいうことを聞くか、菊か」と、迫ったことか?
だが、これにしても柳田の思い込みに過ぎないかもしれないし、
加藤が抱きすくめられた時に、折口の望む行為を具体的に示唆し
得ていないことも、証言の信ぴょう性に疑問を感じさせるんだな。
本当に折口が愛弟子にアナルセックスを強要していたかどうかは、
大問題であるはずなんだが、富岡や安藤は曖昧に済ましてると
俺は思うんだな。というよりも、彼等は大きな勇み足をした可能性すら、
あるかもしれん。
どっちかといえば、俺はアナルセックスはなかったのではないか?
という推測をしてるんだな。少なくとも、折口は「掘る」側では
なかったとw
折口と弟子達との間に、プラトニックな同性愛があったことは
事実かもしれないが。 >>8の訂正
あるいは加藤自身の証言による、旅館で折口に抱きすくめられ、
「僕のいうことを聞くか、菊か」と、迫ったことか?
↓
あるいは加藤自身の証言による、旅館で折口に抱きすくめられ、
「僕のいうことを聞くか、聞くか。」と、迫られたことか?
物的証拠も何も、まさかwikiの情報だけでそういってんじゃないだろうな?
>>8
マナーの悪い奴は鮮人認定されてもしょうがなくね?
俺なにも間違ったこと言ってなくね? >>12
お前にはこれといった明確な主張もないようだがw 折口の性癖が、彼の民俗学にどのような影響を与えているのか、
それについて、いくらかでも書けるなら話は別だが、
そうでなければ、単なるエロ話にしか興味のないヤツにすぎない。
ホモ板に行くべきでしょう。 >>14
富岡や安藤の仕事を無視できないだろw
お前が去った方が良いのでは?w だから、富岡や安藤とアナルセクスをしたかどうかが
折口民俗学に、どう影響したんだよ?
具体的に書いてくれよ。
したから、こうなった。あるいは、していなかったから、こうなったという風に。 >>16
安藤や冨岡が折口の思想を知る上で、たくさんの資料を発掘したことを
評価せざるを得ないだろう。その中の折口の同性愛だ。だが、折口のそれを
柳田の「牝鶏になってはいかんよ。」によって、アナルセックスの掘る側に
折口自身のイメージを固定させてしまってはいかんのではないかと、俺は
疑問を呈している。
それが折口の民俗学に与えた具体的な影響は?と聞かれれば、
それは外からの折口自身の人格に対する評価に大きく影響する。
いわゆるアカハラのイメージがつきまとっては、折口の業績も
色眼鏡で見られることになる。
渋沢敬三は、柳田の限界と課題を知りつつ、直接は逆らうことなく、不足分を拡充する作業を進めて行った。
生物学徒を志した経歴から、自然科学の精神を身につけ、モノと人の生活のかかわりを、自身の研究の焦点とし、
ロシアフォルマニズムにも通じる学風を打ち立てた。
自由の精神で、民俗学、文化人類学の学徒を育てたこと、熊楠の著作集の監修を引き受けたことなど、
最も賞賛に値する。 ダメとは言わんよ。
でも柳田國男、折口信夫、南方熊楠、渋沢敬三、宮本常一と比べられると
さすがに見劣りするわな。
個人的には宗教民族学の五来重も結構な功績があると思う。
まあ民俗学黎明期の人に比べると扱う分野が民衆仏教中心で好みが分かれそうだけど。 ○○は?とか言うくらいならそいつについての話題の提供しろよ。 イモ文化論のいかがわしさが明確になったし、
歴博の坪井マンダラも取り壊されたし。
学史的には、オワンコの人w 昨日から今日にかけてのほぼ丸一日でゼロから、河童の駒引きの謎を綺麗に
解明してしまった俺も相当に凄いw
ま、柳田君や石田君達も苦労していたようだが、大分頭が違ったようだねw ・・・などと意味不明の供述をしており動機は未だ不明 まじな話、柳田や石田が考えて解らなかった河童の正体を俺は突き止めたぜw
ブログで石田英一郎の「河童駒引き考」の解読をやってる人もいるけど、
彼も全然、解ってないねw ・・・などと意味不明の供述をしており動機は未だ不明 今、グーグルのトップでは南方熊楠 生誕145年というロゴ(キノコの絵)になってる
googleのトップがなんだか卑猥
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1337266944/
18 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2012/05/18(金) 00:16:08.91 ID:OBUMLVvN0
自分はニュージーランド人留学生だけど、
なんで日本では南方って異常に知名度低いの?
英語圏では平賀源内級に知られてるというのに
Wikipedia見ると熊楠の記事は日英しかないが
源内の記事は日英独仏西中ほか9か国語で存在してる 南方が英語圏では源内並みに知られてるという話の時に
源内の方がWikipediaで英語以外の記事が存在するという発言が来るのは
なんかおかしい 南方は、大英博物館で他の利用者に暴力を振るって、出入り禁止になり、
日本に戻ってきたんだって。
朝日の夕刊が日英交流史の特集で明かしてた。 折口信夫が男色家だった事実も知らぬ阿呆が存在するようだな 南方は優秀なんだけど相当アクの強い人物だよな。
逸話を読む文には面白いんだけど、同僚には欲しくないタイプ。 >>41
柳田と弟子の加藤以外で、生前の折口を直に知ってる人が男色家だと
言ってるかな?
そして、男色家といっても、色々あるはずだが。 やっぱ昔話しとか研究してた柳田邦男はすげえと思いますね。 >>24
谷川健一、NHK教育の柳田論に出てた。
まだ現役なんだね。驚いた。何歳なんだ? その番組見た。同性愛が、折口民俗学に与えた影響にも言及していたね。
柳田と折口の祖霊論には、違いがある。
どちらも、死者が生者を見守り福をもたらすという点では一致しているのだが、
柳田は、その範囲を、家や子孫を守護すると考えたが、折口は、共同体と考えた。
それは、子孫を残さない生き方(同性愛)を選んだ折口と、
結婚して子孫を残した柳田の違いから生じたものではないかと、
赤坂憲雄が言っていた。 >>46
このNHKのシリーズものの第7回でしたね。
日本人は何を考えてきたのか 第7回▽魂のゆくえを見つめて〜柳田国男 東北をゆく
NHKEテレ 2012年7月22日(日) 22時00分〜23時30分
学習院大学教授…赤坂憲雄,民俗学者…谷川健一、作家…重松清
http://www.nhk.or.jp/nihonjin/schedule/0722.html 先生が僕のお尻を狙ってる気がして、最近危機意識を感じております。 >>42
生粋の変態科学者 というイメージ
学問のためなら他はどうだっていいという感じ >>50
植物学の牧野徳太郎もそうだけど、
奥さんの内助の功って重要なんだなと思うよね。 >>19
折口信夫が遠江山香郡気多郷気田川を訪れ、探したという≪海と山の
神≫の出会いの跡とは、どのような遺跡のことなのかな?
”折口は、≪海と山の神≫の出会いの跡を求めて、この木曾山中にも入山し、
歌集《海・山の間》に気田川の歌を残していた。≪気田川のさやけきを
みればおち方の かじかの声はしづけかりけり≫写真の歌碑は・・・・・・・”
第174回 浜松市天竜区春野町気田(けた)を訪ねて 2007年9月5日
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/rchpp904/comment/20070905/1188998590 2012年11月11日(日)13時開場〜17時30分
目白ファッション&アートカレッジ(JR山手線目白駅徒歩3分)
妖怪文化の教育を受けた学生がとう語るか?
特別招聘客員教授 小松和彦(国際日本文化研究センター所長)
http://rekishiminzoku2008.blog25.fc2.com/blog-entry-174.html
早川幸太郎は花祭り以外にも
設楽郡の民話蒐集とか離島でのフィールドワークの功績があるのに
花祭りしか注目されてないあたりが不憫。 ついに来月の一日から柳田國男の著作が青空文庫入りするわけだが
とりあえず読んどけって本は何かある?
これまでに遠野物語と雪国の春だけは読んだ。
ちなみに青空文庫の公開準備中の柳田の著作。
(http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1566.html#sakuhin_list_2) >>57
海上の道
海岸に流れ着いた外来種のヤシの実を拾ったときすでに“yashi”という言葉が伝来していた。
このあたりはかなり面白いので読んでみたらどうよ 実は柳田の著作は国立国会図書館の近代デジタルライブラリーではすでに公開されてる
後狩詞記なんてどうよ?
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/767972/1
九州の山奥の焼畑の村、椎葉で見聞きした伝承、風習をまとめてる。
遠野物語が面白かったならこっちも一読の価値ありかなあと。 サンクス
海上の道は名前はしってたけど、
佐藤洋一郎とかが稲作のとか縄文農耕との関係から見て
現在では柳田の主張した海上の道はほぼ否定されてるみたいなこと書いてたから敬遠してたけど
そういう内容ならいいな。
後狩詞記も読んだ。こういう話好き。
しかし近代デジタルライブラリーは見にくいな。
印刷すると解像度荒いし。 趣味で宮本常一の本を読んでる。とても興味深い。
父母世代が興味なかったからか、民俗学について何も教えてくれなかったのは何故。 >>63
ほんと日本のいろいろなことがわかってすごいためになるよな。
どんどん文庫化してほしい、単行本は高すぎて手が出ないわ >>64
民俗学がこの先今程流行ると思えないので新しく文庫化は厳しいんじゃないかな。
単行本はぼちぼち欲しいのから順に買ってるよ。
1回読んで終わりってわけでもないとか、国内旅行を楽しむ為とか、
子供ができた時の教育の為とか色々理由付けして誤魔化してる。
実は血は繋がってないけど、伯父さんも民俗学上少し有名な所の役場につとめてて
地元を研究して自費出版してた。もうとっくに亡くなったけど、色々聞けばよかったな。
誰か有名な人に会って触発されたのかなあとか妄想w 山口昌男が死んだな。
若い頃、柳田に会いに行って、民俗学をやりたいと言ったら、
君は北海道出身なので無理だと言われたそうな。
柳田にとって、北海道民とは、日本民俗を心意伝承のレベルで理解できる人とは思われていなかったみたい。 東京出身じゃないから本物の江戸弁話せない噺家みたいな感じかな。
どちらもここまで廃れると区別する意味なんて殆どないけど 今でも「日本の民俗」と言った場合、「北海道と南西諸島は除く」という注釈を付ける人もいるよ。 坪井洋文なんかと同世代なんだけど、酒井卯作が、朝日新聞の読者欄に投稿していて、びっくり。
お元気なんだな。 去年あたりからここの板にきたのだけれど、2ちゃんでこういう民俗学って語られてないよな
みんなツイッターとかフェイスブックでやってるの? >>70
その文脈だと東北(昔の蝦夷の範囲)も除くんじゃね? >>48
谷川健一氏が、今月?に死去されたようです。
【訃報】民俗学者の谷川健一さん死去 92歳 「南島文学発生論」が高い評価
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1377387738/ 民族学者もかサブカルでも「無敵看板娘」の漫画家・佐渡川準さん
ゼロの使い魔のヤマグチノボル、えむえむっの 松野秋鳴
青空文庫の富田倫生さんなどが立て続けに亡くなってる・・・ >>75
柳田民俗学にとって、日本人及び日本文化とは、水田稲作民族の文化であり、
縄文人・蝦夷ならびに狩猟採集民族のアイヌは、日本人ではありません。
それを批判したのが、古くは坪井洋文や梅原猛、最近では赤坂憲雄。 >>8
お前、加藤守男の 「わが師、折口信夫」 を読んでねえだろ。
中途半端な知識でいい加減なことを書くな、馬鹿。 >>80
>>中途半端な知識でいい加減なことを書くな、馬鹿。
中途半端なのはお前のレスだ。 北海道と南西諸島を省くのは、口承文芸研究をやってると一目瞭然だが明らかに他言語、他文化の中で育ったものがあるから
カムイユカラとか とうほぐとかにも大昔の探せばあると思うけどな。
時代につれ消えて忘れちまっただけだんべよ。
消えてなくなっちまったら民俗学的意義もなくなっちまうだか。 琉球の研究は日本民族学において重要な
分野なのにな・・・
琉球は日本文化の一環だからまだいいけど北海道はアイヌの地だから
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