●キリスト教のカルト教義「聖絶」とは何か●

ヨシュア記
「この町と、その中のすべてのものは、主への奉納物として滅ぼされなければならない。」
「そして町にあるものは、男も、女も、若い者も、老いた者も、また牛、羊、ろばをも、ことごとくつるぎにかけて滅ぼした。 」

「子供だから助命しよう」「神の声を騙ったサタンの囁きでは」などと考えるのは神に対する背信行為であり、その者も聖絶の対象である。
全知全能の神が「○○人を殺せ」と命じれば、敬虔な信者は忠実に実行しなければならない。
これがキリスト教のカルト教義「聖絶」である。
「聖」がついているので何か素晴らしい行いに見えるかもしれないが、
何のことはない、ただの「民族浄化」を正当化したイデオロギーである。
まさにオウム真理教でいうところの「ポア」と同義語である。
ポアの教義をもってオウム真理教をカルトと断罪するならば、
キリスト教も聖絶の教義をもってカルトと断罪されるべきである。