江戸時代以前、農民(農業生産のうち、米の生産の担当階層)以外の山の民(林業、林産物生産者、鉱山労働者、山師等)、
川や湖の民(漁業及び川船操業者、水運業者)、海の民(漁業及び船舶操業者、海運業者)、道の民(飛脚や駕籠かき、運送業者)
といった 商売 に従事してた階層は、被差別民であったか?
士農工商って、かなり階層間移動が多かったんじゃない?
農民でも、奉公届出して、大阪江戸へ奉公に出かけられたし、武士でも、出奔して、商人になることも可能だったし。
エタ・非人 と呼ばれた階層も、他の階層の間で 階層間移動がけっこうあったんじゃなかろうか?
特に、寺社を経由して、出家環俗を経れば、生まれた階層によらず、何でもできたんじゃ?
江戸時代以前には、現在というか、明治大正昭和初期の時代のような 被差別部落 という概念はなかった。