天狗に関する知識をひけらかしてくれ!!
天狗についていろいろ知りたい
図書館じゃ調べられないような天狗の伝説・民話を教えておくれ 【天狗1】
山中に住む妖怪。
一般的な天狗像は、髪が白く赤ら顔に高い鼻で羽団扇を持ち、山伏風のいでだち。
地方によっては烏天狗の方がよく知られているが、時代や地域により様々。
空中を自在に飛ぶことができ、清浄を好み俗衆を嫌う気難しくて意地の悪い性質であるという。
各地で、狗賓(ぐひん)・山人・大人・山の神などとも呼ばれる。 【天狗2】
天狗という言葉は中国から日本へもたらされたもので、平安時代には流星やトビのように考えられ、物の怪のように人に憑いたり、未来を予言したりもした。
鎌倉時代頃から山伏がしばしば天狗にたとえられるようになった。
昔話に登場する天狗は「宝物交換」「何が一番怖い」など、人間に騙される役割で登場することが多い。
一方、伝説・世間話での天狗は、畏怖を持って語られている。
天狗が松に腰を掛けたとか、天狗が住んでいたとか言われている「天狗松」がある所では、その木を伐ろうとすると鋸が滑って伐れなかった・天狗松が唸り声を上げたという。 【天狗3】
鼻が異常に高く、山伏のような服装の天狗は一般的に「大天狗」と呼ぶ。
猿田彦大神様も大天狗に属していると言える。
烏天狗の方は「小天狗」と呼ぶ。
鼻が高い特徴は伎楽面(ぎがくめん)の1つ胡徳面(ことくめん)、鳥型の天狗は仏教の迦楼羅(かるら)像の影響を受けて成立したとする考えもある。