worldsendgirlfriend
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2018年3月19日、青木裕が逝きました。彼らしくライブ当日に。
病状発表後も彼が望んだのは心配でも同情でもなく自身の音楽を聴いてもらうことでした。
最後まで未来を語り、新曲のこと、次のライブのこと、新調したMacのこと、予約したフィギュアのこと、
バージョンアップしたソフトの使い方がわからないこと、等々。
青木さんはとても強くて弱い方だったので自分が弱ってるとこはみせたくなく、ソロライブ直後に入院しても身内にもお見舞いさせないような人でした。
オレはポータブルwifi持ってってあげるよと誘惑してお見舞いいきました。
最後に会ったのは亡くなる前日。
手術明けで危篤明け、どうにか意識はありましたがとても苦しそうでした。
意識朦朧でしゃべれず、身体もまったく動かせないような状況なのに
「青木さん、きたよー」と声かけると数十秒かけターミネーター2ばりに片腕を高くあげてくれました。
こんな苦しい状況でも青木裕は青木裕だなと。じゃ、また来るね。と声かけた翌日亡くなりました。
その日のdownyライブは観に行けませんでした。メンバーが強い気持ちでやってるので観たかったのですが、
その日は青木さんのギターの音を録音物でもステージより聴くのは苦しくて。
肉体は滅びても作品は残ります。
青木裕、唯一のソロアルバム「Lost in Forest」、そしてdownyやその他多くの参加作品。青木裕の音楽を聴いてみてください。彼の命の形跡です。
まだまだ多くのことをやりたかった青木さんの無念さをおもえば
我々がやることは自らの音楽を精一杯やるだけです。
今思うことは青木さん何やれば喜ぶかなあ、と。
あと最近のオレと青木さんの乾杯の音頭は
オレ「青木さん、死にませんよーに!」 青木「死なねーよ!」。
音楽は美しい。人の命は甘美なり。何度でも生まれ変わってまた共に奏でよう。
青木さん、お疲れさまでした!ありがとうございました!