HUG ROCK FESTIVAL 2015

YuReeNa(鍵盤)
一聴してハイクオリティと分かった。演奏も滑らかで声に伸びがある。「みんなのうた」で使われているということなので納得。

あいみょん
知名度のなさゆえか客少。声質も雰囲気も悪くない。男っぽい曲やりますと言っていたので、ちょっとエレカシっぽかった。

Mayu(旧ワタナベマユ)
今回一番の収穫だったと思われる。声質が良く可愛さと男の子っぽさがある。サンプラーやエフェクターを次々と切り替え巧みに使いこなす。
ギターのストロークや指の運びが素早くて淀みがなく、音がびっくりするほどクリアに聞こえてきた。顔の表情の作り方や身のこなしがいちいちカッコ良い。
かなりメジャー感があるので、来年あたりロッキンやカウントダウンに出ていても驚かない。物販には行列が出来ていた。

さユり
ポンチョのような不思議な衣装で登場。原曲は激しいアコースティックだが、EDMっぽいアレンジが施されている。後ろのトラックがうるさいながらも
本人のギターもちゃんと聞こえてきた。ガスマスクをしながらベースや鍵盤を弾くサポートの人がやたら高能力で、もしかしてこの人がプロデューサー?と思った。
入り口でアンケート用紙を渡され、何番目の曲が良かったか、他に興味のあるアーティストは?などについて記入。方向性で迷ってんのかな?と思った。

藤原さくら
やはり声質が良い。クールに抑制的に歌うのが特徴だと思うが、それが音が外れてしまったりすると台無しになる。
駄目ではないがCDを超える感銘を生み出すにはまだだと思った。あと英語の曲が多いが一般受けはしないんじゃないかと思った。

見田村千晴
時間がなく途中入場になったが、MCを延々やっていたので、途中で出てきてしまった…。

healah(鍵盤)
事前にユーチューブで曲を聴いていたが、CMソングとかで使われてもおかしくないような曲を書いてると思う。声量もあって上手かった。


田中桜 持ち時間15分の前座扱い。印象残せず。 ねしいぷ 15分。曲調は悪くないが、練習不足感。二人とも「あー、緊張する!」はパフォーマーとしてどうかと。
中村月子 しっとりとした感じ過ぎてさらさらと流れて行ってしまった。次が最後の曲です、の時は思いっきり「えーーっ!」と叫んであげた。
斉藤麻里 コールや拍手が多く固定ファンがいる模様。曲はよく分からなかった。 
ヒグチアイ イベントのトリなので大物なのだろう。お友達のアーティストとコラボ。事前の勉強不足でよく分からず。


客は男性率が98%w。元々マイナー女性シンガーソングライターに興味があるのが男ばかりな上に、それがさらに女性が入りづらい環境に拍車を掛けていると思われ。
それから、見る予定のアーティストは事前にちゃんとユーチューブなどで聞いておいた方がいい。曲の理解度が全然違う。音源で聞いた物が凡庸に聞こえても
ライブで聴くと曲が立って聞こえることもある。
あと、興味のあるアーティストなら最前列を目指すべき。二列目とは大違い。椅子の二列目よりはスタンディングの一列目の方が良いと思う。
gee-geは観客席を縫ってアーティストがステージに向かう環境なので、アーティストと距離が近い感じがした。
あと、セッティングの段階から見ているとその人の人柄や佇まいが分かるので、セッティングの時間は休憩時間では無いと思った。
持ち時間30分ぐらいで大体みんな5曲程度だが、疲れないで聞けるベストな曲数だと思った。他にも見たいのは沢山あったが、順番の都合上断念。
サーキットイベントでは一つでもお気に入りが見つかれば十分。3000円はお得だと思いました。