中島みゆきの歌詞について語り合うスレ 4 [無断転載禁止]©2ch.net
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●中島みゆきの歌詞の意味がわかりにくい部分について語り合って
一緒に理解を深めましょう!ただし、歌詞以外の話もNGではありま
せん。中島みゆきの作品への想い、表現への感想や批評、中島みゆ
きという作家論、中島みゆきの歌詞や表現から派生するすべてを
受け入れるスレとします。 脱線と自己中人生訓は厳禁です。
前スレ http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/mjsaloon/1421481245/ 「白鳥の歌が聴こえる」を再検討したいと思います。(笑)
・海からかぞえて三番目の倉庫ではNOを言わない女に逢える
くずれかかった靜箱の陰には夜の数だけ天国が見える
人間の女、夜鷹や娼婦はそこに存在できないはずです。漁師は神聖な場所に不浄
な女がいるのを嫌います。漁場は命がけの仕事場だからです。神仏を祭るのです。
だから喋れないのでNOを言いません。漁業は夜行うものです。
女神は石か木で出来ているので髪は冷たくて優しさしかあげられません。凍る
男とは死んでしまった漁師だと思います。「言い残す言葉」は女房子供への遺言
です。白鳥は死者を天国へ誘う鳥です。 >>6
前のスレッドでは、誰と誰が自作自演だったのかい?メール欄に教訓めいた話を
書いてた奴が自分で自分を評価するような投稿をしていたようだけどな。俺じゃないよ。 「組曲」って最新アルバム、魅力的な神秘をもった中島みゆきが詰まってると思った
「36時間」は自分のことを歌ってるんだろうけど、「休石」って曲は具体的な誰かに向けて歌ってるように思えた
みゆきさんの古い音楽仲間の中には病気になったり死んだりした人もいるだろうけど、そういう人に向けて語りかけてるんだろうな 「とろ」ってユニークな声の印象しかない曲だったけど
「36時間」を聴いた後に聴き直すと、実は同じ世界観の曲なのに気づいて驚く >>8
「隠れ鬼をしようと私が言った 私が鬼です」が後悔の意味かな?主人公はあなた
に対して、優しさの欠片もない鬼のような仕打ちをしてしまったと感じている。
「もういいかい」に「まあだだよ」と言わず、「もういいよ」と言えばよかった。
伝えれば良かった言葉とは「もういいよ」。彼女はその言葉を思いながら後悔の苦
しみの最中にある。 >>10続き
鬼が「もういいかい?」と聞くと、子は「まあだだよ」と答え、隠れ終わると
「もいいよ」と言う。「もういいよ 休石で休んで待っていてね」は、あなたが
示した態度。でも、主人公はその優しさに気付かず、自分の側から「もういいよ」
と言うべきだった時にその意思を伝えられなかった。2か所ある「もういいよ」が
続く二行は、その意味を示している。 >>11続き
一番でも「もういいよ」が二行続く。「家々の灯りが増えていく」は皆が家に
帰っってしまう時刻の意味だから、何かを無理強いしない優しさを表すのだろう。
休ませ開放してくれたその優しさに甘えていた自分ということだろうか。 へぇ・・・中島みゆきは「休石」の中で、それらをヴォーカルで表現分けてたっけ
全部「もういいよ」は主人公が言ってるのかと思ってた
あと「霙の音」の後悔。本物の霙の音みたいな静かな説得力をもってる
静かで内容はかなり濃い曲が並んだ後、「Lady Jane」で軽く終わるから好きだな。でも「Lady Jane」も歌詞をよく読んだら意外に重いのかも >>8
結局、一つの可能性としては、後藤次敏とか甲斐よしひろだろうか。
みゆきは後藤や甲斐にプロデュースを依頼した。それが隠れ鬼だ。自分から頼んだ。
彼らは「もういい?」と言うと、「もういいよ」と答えた。しかし、彼ら自身は作品
作りに全身全霊を注いでくれた。一方、みゆき自身は彼らの言葉の含蓄や寛大さを
気付かず、甘さがあった。その後悔か? >>13
使い分けじゃなくて、全部あなたが言った「もういいよ」。言の葉が散っている
んだよね。主人公はそれをかき集める。 「休石」って父親のことを歌った「雪」の
「あの人が旅立つ前に私が投げつけたわがままは
いつかつぐなうはずでした 抱いたまま消えてしまうなんて」とイメージが被る
あなたが足を引きずるっていうところも・・・
山形に休石っていう地名があるのもただの偶然?とか色々考えてしまう歌だな
とにかく「組曲」は凄くいいアルバムだと思う >>17
痛む足を引き上げ登って行ったんだけど、特定の誰かを歌っているのではないような
気がする。休石とは石段で荷物を降ろして休める少し広い石。「もういいかい?」と
尋ねる鬼に、「もういいよ」と子が答える。主人公はあなたに「自分が鬼をやるから
隠れ鬼をしよう」と言った。
声も切れぎれに「待ってください」と呼ぶ女が「もういいよ」とは言わない気がする。
「もういいよ」は鬼に対しての答えだ。父親への思いを歌っているのなら、帯色の産婦人科
病院で手伝っていたみゆきに対して、父親が「もういいよ」と午後3時ぐらいに言ってくれた
ということか。みゆきは「もういいかい」と尋ねた自分を振り返ると慚愧の念に堪えない。
「もう一時間手伝わせて」が、伝えたかった言の葉だ。 >>18続き
早世した父親という特定の人だと筋が通る。そういうことかな? 一番好きなアルバムは他にあるけど「問題集」「組曲」で「臨月」「寒水魚」みたいな境地に達してる気がする
これからロス行くんだよね? またぶっ壊しに行くんだろうね
♪飛びたて〜飛びたて〜守るものはもうない!って言ってるんだし >>18
17ですが帯色の産婦人科の病院で手伝う云々の話が出るとはビックリしました
そこまで具体的なことを考えて聞いてるわけではないからね
あくまで自分はそういうイメージで聞いてるってことであなたと議論する気は毛頭ありません
何年かぶりでこのスレに書き込みしたけどやっぱり自分とは合わないスレなので失礼します >>21
具体的に特定するべき話でもないし、自分の考えをお仕着せるつもりもありません。
唯、「こういうことかな」、「そうだと合点がいく」、「父親は早世されていたんだ!」
みたいな事を言うのは自然かなと思います。「もう少し手伝わせてが伝えたかった
言葉だ」と言い切るのもあくまで僕自身の理解です。イメージだと良くないとは思って
いないどころか、僕自身も元来イメージだけでした。(笑)
気が向いたらまたどうぞ。(笑) >>22続き
>>17で山形の話を教えてもいましたが、謎を解く鍵、一粒キーワード、パスワード
になったかも知れません。(笑) 「休石で休んで待っていてね」は、あなたが私に
ではなく、あなた(父親)が母親に言った言葉なんです。母親は実家の山形で療養
したことがあるそうです。父が母に言った「もういいよ」という言葉、その思いやり
を私自身は父に対してあまり持っていなかった、「もういいかい」と尋ね甘えていた。
そんな後悔でしょうか? 「登ってゆく」は、風立ちぬでリバイバルしたユーミンのひこうき雲の冒頭にある
「あの子は登って行く」を思い出させる。死んだということ。 まあ昔から死ぬことを「天国への階段をのぼる」って表現するからな 君(難民)が笑ってくれるなら僕(メルケル)は悪にでもなる >>18 産婦人科の手伝いの空想は、面白くない。
大学を卒業して帯広へ帰った頃は、父の産婦人科は開店休業状態だった。
自動車事故を起こし片腕がままならない、それまでただでさえ大酒飲みであった父が精神的にも落ち込み、経済的にも余裕がなくなり始めた頃だったと聞いている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています