0264エレーン
2017/01/24(火) 13:43:21.37おそらく誰も着そうにもない
安い生地のドレスが鞄にひとつと
みんなたぶん一晩で忘れたいと思うような悪い噂
どこにもおまえを知っていたと
口に出せない奴らが流す悪口
みんなおまえを忘れて忘れようとして幾月流れて
突然なにも知らぬ子供が
ひき出しの裏からなにかをみつける
それはおまえの生まれた国の金に替えたわずかなあぶく銭
その時 口をきかぬおまえの淋しさが
突然私にも聞こえる
エレーン 生きていてもいいですかと誰も問いたい
エレーン その答えを誰もが知っているから 誰も問えない
これはみゆきさんが当時住んでいたマンションで起こった
哀しい事件がもとになっているらしい....聴いていると...
口寄せ巫女の言葉にも聞こえてくる凄みある名曲でもある。