姜正浩、飲酒運転事故で執行猶予判決=メジャー復帰は困難に
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/05/19/2017051900575.html
メジャーリーグのピッツバーグ・パイレーツに所属し、
飲酒運転で起こした事故の現場から逃げたとして起訴されている姜正浩(カン・ジョンホ)被告(30)に対し、
二審のソウル中央地裁は18日、一審と同じ懲役8カ月、執行猶予2年の判決を言い渡した。
これにより、姜被告はメジャーリーグへの復帰が難しくなったとみられている。

姜被告は昨年12月、ソウル市江南区三成洞で知人らと酒を飲んだ後、自身が保有する高級乗用車で
宿泊先に帰る途中、道路のガードレールに衝突。現場からそのまま逃走した。
しかし、現場から逃げる様子を撮影した映像が公開され、逃げたのが姜被告だと判明した。姜被告は当時、
血中アルコール濃度が免許停止基準に相当する0.084%だった。

姜被告の弁護人は二審で「一審と同じ量刑が二審でも言い渡されれば、米国で就労ビザを取得することが難しい」として、
酌量を求めた。しかし、ソウル中央地裁は「野球でビデオ判定を行う場合でも、
不明確な部分があれば原則的に元の判定を尊重すると聞いている。
姜被告は飲酒運転で過去に2回罰金刑を受けていながら再び飲酒による事故を起こして逃走しており悪質だ」と指摘しし、
「罰金刑で再犯を防ぐことができなかったため、厳罰は避けられない」と断じた。

姜被告は2009年9月、11年5月にも飲酒運転で摘発された。今回の事件でいわゆる「三振アウト制」が適用され、
運転免許が取り消された。検察は 姜被告を罰金1500万ウォン(約148万円)で略式起訴したが、
裁判所は飲酒運転の前歴を考慮し、正式な裁判に付した。二審判決を受け、姜被告は厳しい表情で裁判所を後にした。


崔燕真(チェ・ヨンジン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版