もし関関同立京神の関六に入れ替え戦が導入されなければ、関西における関六のブランド力はより圧倒的なものになっていたのは間違いない。

入れ替え戦導入後、伝統校の築いてきたブランドに依存する形で関六入りした近大や大商大を初めとした新興校はその恩恵を大いに受けたが、
結果として不人気な学力低レベル校が伝統校を蹴落として台頭したことはリーグのブランド力、魅力を低下させたに過ぎなかった。

つまり、大学野球連合や関西学生の結成で一番被害を被ったのは関関同立京神の伝統校と言える。
ただ、仮に大学野球連合時代に関六入りしたのが阪大や大阪市大などの人気のある難関大学のみであれば、また違った結果になっていてた可能性はあるだろう。