もし、そんな小手先ではなく本気で上位を目指すなら近畿学生連盟で今秋1部でリーグ優勝した大阪市立大学野球部のような取り組みをしないとダメだな。

大阪市立大野球部のモットーは「国公立のような野球をやらない打撃のチーム」
打撃練習は160qのマシンを14mの距離から打ち込むそうだ。
基準の体重をクリアしないとベンチにも入れない。
ランナーは基本的にインパクト・ゴー。
帰塁できずゲッツーを喫しても絶対にランナーは叱責されない。

これで大幅に得点が増え、見事1部リーグ優勝。
なお、大阪市大野球部は「プロ野球を目指さない選手は野球部から出ていけ!」と言われるらしい。
とにかく4年間プロを目指すつもりで死に物狂いで野球に取り組め。
その経験は社会人になって必ず役に立つというのが大阪市立大野球部監督の意図だとか。
大阪市立大スタメンは経済学部などが多いが、工学部在籍の理系のスタメンもいる。
公式戦は土日がが多いがそれでも1部は半数以上が平日。
今秋13試合、公式戦があったが8試合が土日以外の普通の平日。

近畿学生連盟のレベルが低いことも優勝できた一因かもしれないが、神宮大会代表決定戦では佛教大、天理大を破り、第二代表決定戦で関西大0−2の僅差で敗退だから決して弱くはない。