CHCやHOUの成功もあり、本格的な再建を選ぶチームが増え
買い手が減り獲得競争が少なくなった

セイバー的な考えが広まり、選手の評価基準が似たようなものになり(WAR)
たいていの選手がFAになる30過ぎには衰えだすことが知れ渡り
surplus value(お買い得度)が重視されるようになって、安く長く保有できる若手やプロスペクトの価値が上がり
夏にトレードされるような保有期間の短い選手のトレード価値が下がった(JDやカッチ)

トレードでスターを補強しやすいとなると
NYY、LAD、WAS、HOUのような地区優勝の固いチームはFA補強の必要性が薄れるし
同地区の2、3番手も、ワイルドカード1試合で終わる可能性を考えると高額長期のFA物件は控えがちになる

地区優勝が目指せてトレードで補強もできるチームを作ろうとすると
やはり本格的な再建をして若手のコア、マイナーを強化しないといけない

FAの問題はこんな感じの構造じゃないかな
・若手の価値が高すぎる
・半端に勝つメリットがなさすぎる
この辺をどうにかしないといけないのかも