MLB/Baseball
Sports Business/ジャンル比較
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http://drbcs.dreamlog.jp/archives/52054718.html

資料を見ていただくといわゆるメジャースポーツは軒並み減っているのがおわかりになるかと思います。
そう、いまアメリカのスポーツ参加人口全体が細り気味なのです。
人気メジャースポーツでは上に行くのに専門性が高くなって一般で忌避されつつあることの現れなのかもしれません。
増えているのは母数の小さい新興スポーツばかり。ラグビー、ラクロス、サンドバレーというところ。
体操は増加している中で唯一母数の大きい例外でしょうか。
体操というのはアメリカの場合、伝統的にはチアリーダーをやりたいからという動機の子が多く、
そこへ昨今の五輪での米女子代表の活躍が刺激になって体操競技に興味を持った子と両方が混ざっているので
ちょっと分析し難いところがあります。


メジャースポーツでは減少幅の大きい順にアメスポ最強フットボールを始めサッカー、バスケ、野球など軒並み減です。
アメリカのサッカーを語るときにサッカー人口が増えているとか言いますが、
それはもう過去の事で既にそのトレンドは終わっています。
減少率は野球よりサッカーの方が大きいほどなのです。

フットボールの競技人口が減っている。
フットボールは見るスポーツとしてはキングですが元々競技人口はさして多くない。
そこへここ10年ほどの間にNFLでの脳震盪問題がクローズアップされたことで
「自分の子供にはフットボールはやらせたくない」という親が増えているということでしょう。
この点は重要で、先日少しコメント欄でも触れて、今後またブログ記事でも論じてみたいのですが、
現在最強のNFLの死角の一つはこの脳震盪問題があり、
その問題のないNBAチームへの投資がNFLチームへの投資よりも優良な投資対象である、という議論につながります。

野球の競技人口が多いの少ないのという話が数字を無視してときに一人歩きしますが、
野球の競技人口はいまもって全米最大級です。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:c70c250dd91bb29f505857436e0bc8bd) 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:c70c250dd91bb29f505857436e0bc8bd)