投手の代え時は最も難しい。
マニュアルが存在しないからだ。
監督は都度決断を迫られる。
ただ言えるのは、勘に頼るのではなく、
データを駆使して投手を代えるのが良い監督の条件であろう。

浜田監督は大谷翔平の打球速度を計算している場合ではない。
自チームの投手陣の自責点を計算せよ。(全自責は36)

■好調な投手
Mア(防御率0.00、自責点0、投球回2 2/3)
小林(防御率3.21、自責点5、投球回14)
有坂(防御率4.50、自責点2、投球回4)

■不調な投手
宮本(防御率10.95、自責点15、投球回12 1/3) ※100(15/36)≒41.7%
川口(防御率67.50、自責点5、投球回0 2/3)
野村(防御率108.00、自責点4、投球回0 1/3)

小林の投げるスローカーブは強打者が苦手とする球種。
見逃すか空振り凡打に打ち取れる有効な球だが、
全投手が投げなければ自責点が増すばかりだ。

開幕前に決めたローテに固執する固い頭では勝ちに繋がらない。
好調な投手を優先的に起用する頭の柔軟さ必要だ。