ダルビッシュ、風邪で登板回避 地元紙は激怒「どれだけヤワなのか」

「このDLはダルビッシュの評判を悪化させるだけ」と切り捨てたのはシカゴ・トリビューン紙。
「ダルビッシュは、7日の試合開始3時間前には外野でキャッチボールをし、クラブハウスでチーム
メートと談笑していた。それが開始数分前にDL入りの発表だ。皆が眉をひそめた」

「1億2600万ドル(137億円)で獲得した男に風邪ごときでミニ・バケーションを与えるとは。
正式な病名は『パラインフルエンザ』だとか。医師に聞くと要するにただの風邪だという。シカゴで
は1997年のNBA決勝でマイケル・ジョーダンが高熱を押して強行出場し、ブルズを優勝に導い
たことが語り草。風邪を理由に試合を休むなど考えられない土地柄だ」

さらに「ダルビッシュはリグリーフィールドで売られているホットプレッツェル(ビスケット)より
ヤワなのか。年俸にして2100万ドル(23億円)、年間30試合先発として、1試合70万ドル
(7600万円)。それで5回までしか持たないとは」と手厳しい。

7日(同8日)までカブスは17勝15敗でナ・リーグ中地区4位。ダルビッシュに勝ち星がないこ
とが、首位カージナルス(20勝14敗)との差になっているだけに、シカゴのメディアの不満は止
まらない。

最短で14日(同15日)の本拠地ブレーブス戦に復帰が可能で、マドン監督は「問題がなければ、
この日に投げる」と説明。ただ、ダルビッシュを取り巻く環境は厳しさを増す一方だ。

http://www.zakzak.co.jp/spo/news/180509/spo1805090011-n1.html