>一方で、9回に大谷から自身通算2500個目の三振を奪ったバーランダーも試合後に大谷を称賛している。「ヒューストン・クロニクル」は
「バーランダーは二刀流の神童にリスペクトの気持ちを語り、水曜日の第1打席にフルカウントから投じたスライダーを振り返った」とした上で、剛腕のコメントを紹介している。

「自分が年老いた時、『僕の2500奪三振目は、あいつから奪ったんだよ』と言える」

「あれは対戦相手の誰にでもすることではないね。彼のハンド・アイ・コーディネーションはとんでもない。コンタクトすることに彼は優れているようだし、彼に何球か厳しいボールも投げたけど、それをファウルにしていたね」

 手の動作と視覚の連動性を意味する「ハンド・アイ・コーディネーション」。米国の専門家やメディアがイチロー外野手(マリナーズ)を称賛する際にもしばしば使う言葉を用いて、バーランダーは「打者・大谷」の能力の高さを称え、手強い相手であったことを認めたという。